ミシュラン3つ星 中国料理店「茶禅華」の創作和紙メニューブック
- 小野川芳雄
- 9月20日
- 読了時間: 3分
南麻布の高級中国料理店「茶禅華」の創作和紙メニューブックの制作事例です。本品の和紙は一点ものの特注品です。

以前よりお付き合いのある「茶禅華(さぜんか)」さんが、たっぷり2年間使い込んだワインリストのメニューブックをリニューアルしました。
前回と同じ色柄の“特注”創作和紙を使用。下記、「茶禅華」の料理の思想を投影させた、オーナーこだわりの創作和紙です。
<MICHELINガイド「茶禅華」紹介ページより引用>
料理とは自然と人の調和と考える川田智也。茶事になぞらえ、茶と禅が通う中華を創りたいゆえ「茶禅華」と名付けた。中国で学んだ料理に日本の風土と精神を調和させる。主題の和魂漢才とは、和の魂と漢の才を調和させること。春巻の餡や四川風炒めに旬の和素材を取り入れ、中国料理に季節を吹き込む。

渋みのあるブラウンとゴールドが織りなす格子柄。一点一点、職人が手作りするため、同じ色柄は一つとして存在しない一点ものの創作和紙です。
箔押しのロゴは艶消しの銀。種類豊富なワインリストをたくさん差し込めるよう、背幅は11㎜と厚めに仕上げました。

お洒落上級者は裏地にもこだわらなければ・・・ということで、見返しの紙には、赤・青・白の3色の細かなガラスフレークがキラめく「ミランダ紙」の黒を使用。天王星を回る衛星ミランダから名付けられたというお洒落な紙なんですよ。
創作和紙を使用したメニューブック「WAGAMI」シリーズの見返しには、すべて「ミランダ紙」を使用しています。
9月20日の朝、テレビ朝日「食彩の王国」で「茶禅華」さんが紹介されました。
瀟洒な内外観はもちろん、オーナーシェフの川田さんが斬新かつ繊細な冬瓜料理に挑む姿も拝見できて見応えありました。ご興味あれば、見逃し配信でぜひ。
本日もよもやま話にお付き合いいただき、ありがとうございました。
では、また!
Client:茶禅華
Type:中国料理
Work:メニューブックの制作
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