クリスマスといえば赤。そして、ちょっとリッチなレストランということで。過去の事例より、10年前のお客様から再度ご注文いただいたフレンチレストランのアルミメニューカバーをご紹介します。
10年間、大切に使っていただいたうえに再びご指名をいただけるとは、デザイナー冥利に尽きるというもの。。。
前回同様、アルミの厚みと綴じ方にこだわった特別仕様でのご注文です。せっかく新調するなら!と、ロゴを表紙全面に押し出した大胆なデザインに一新しました。
アイテムはA4サイズの【メニューカバー】とスリムサイズの【伝票ホルダーカバー】&【キャッシュトレイカバー】。
カッコつけたいデートやここぞの接待シーンで、伝票がこんなカバーに挟まれてスッと差し出されたなら…。せっかくのムードも壊されませんし、もてなす人も、もてなされる人も、嬉しいですよね。
リニューアル前のデザインはこんな感じ。ロゴのサイズは控えめでした。
シュッとしてる!厚みと綴じ方が特別なアルミメニューカバー。
こだわりポイント1
重厚感を演出するための、あえての「厚み」
アルミメニューカバーを選ばれるお客様の多くは、その「軽量性」に惹かれてご注文されるのですが、このクライアント様は逆に「重量感」をリクエスト。
非日常感たっぷりのシックな内装と独自のセンスで創る本格的なフランス料理のイメージにあわせ、手に伝わるズッシリとした重みで重厚感を演出したいとのことでした。
試行錯誤の末、アルミの厚みを通常の1.0㎜から1.5㎜に増やすことに。クライアント様のこだわりとデザイナーのセンス、アルミ職人の技により誕生した特注のアルミ板です。
パッと開くとシュッとアルミ一枚板に変身する姿はなんともスタイリッシュ!背筋がスッと伸びるような、心地よい緊張感を味わえます。
特注ポイント2
綴じ方に三角コーナーを起用
同店のメニューのページ数は見開き2ページのみ。コースがメインの店舗で見かけるタイプです。
通常はレールやクリップを使って、中メニューや中ビニールポケットを中央の背に挟み込む仕様ですが、本品ではページの4隅に三角コーナーを取り付けました。
アルバムに写真を留めるためのフォトコーナーと同じ仕組みです。
ムードを壊さない粋な目隠し。伝票ホルダーとキャッシュトレイのカバー。
伝票ホルダーカバーとキャッシュトレイカバーのカラーは、今は無き【光沢ブラック】。アルミの厚みは特注の約1.5㎜。中に挟む革素材のホルダーやトレーとの相性もバッチリです。
*現在のカラーはすべて光沢を抑えた【ヘアライン】のみとなります。
あんなこだわり、こんなこだわり、なんなりとご相談ください。
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Client:Restaurant La FinS(レストラン ラ フィネス)
Type:フランス料理
Item:グランドメニュー/伝票ホルダーカバー/キャッシュトレーカバー
Work:アルミメニューカバー/ロゴ入れ
納期:特別仕様のため約4週間
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